入れ歯

入れ歯

入れ歯は、歯の欠損や歯列不正による咬合不良などの問題を解決するための一助となる歯科治療法です。機能的で自然な噛み心地を取り戻し、笑顔や食事の満足感を回復させる入れ歯は、多くの患者さんにとって生活の質を向上させる重要な選択肢となっています。個別に合わせた入れ歯の設計と丁寧な調整により、快適な装着感を提供するとともに、口腔の健康維持にも貢献します。歯の再建や美しい笑顔の実現に向けて、入れ歯は確かな支えとなることでしょう。

入れ歯についてこんなお悩みありませんか?


このようなお悩みありませんか?


  • 入れ歯が合わない
  • 入れ歯の安定感がない
  • 入れ歯が口の中で動いてしまう
  • 入れ歯の噛み心地が悪い
  • 入れ歯が口臭の原因になる
  • 入れ歯のお手入れが難しい
  • 入れ歯が痛みや口内炎を引き起こす
  • 入れ歯が長時間装着できない
  • 入れ歯の見た目や自然さに不満がある

失った歯を放置すると危険な理由


歯を失ってしまった場合、そのまま放置してしまうとさまざまな健康上の問題が生じる可能性があります。失った歯を補うための適切な処置を行わないことは、口腔全体のバランスや咀嚼機能に悪影響を及ぼし、さらなる歯の損失や口腔の健康問題を引き起こすことにつながります。以下に、失った歯を放置することの危険性を詳しく説明します。

咀嚼機能の低下

歯を失うと、咀嚼機能が低下します。十分な咀嚼が行えず、食物を適切に咬むことができなくなります。この結果、食物を不十分に咀嚼したまま飲み込むことになり、消化に悪影響を及ぼす可能性があります。

隣接する歯の移動

歯を失うと、隣接する歯が傾いたり、隙間が生じたりする可能性があります。失った歯の隙間に隣の歯が傾いて移動することで、咬み合わせのバランスが崩れ、さらなる歯の損失や不快感を引き起こすことがあります。

咬み合わせの不均衡

歯を失うと、咬み合わせのバランスが崩れます。咬み合わせの不均衡は、顎関節の問題や歯ぎしりなどを引き起こす可能性があります。また、歯への負担が増え、歯周病や歯の磨耗などの問題を引き起こす可能性もあります。

顎の骨の吸収

歯を失うと、その部分の顎の骨に刺激が与えられなくなります。すると、顎の骨は吸収される傾向にあります。時間の経過とともに顎の骨の量が減少し、顔の形やプロポーションに変化が生じる可能性があります。

入れ歯の種類


総入れ歯

総入れ歯とは、全ての歯を失った場合や大部分の歯が欠損している場合に使用される入れ歯の一種です。総入れ歯は、歯を失った患者さんにとって生活の質を向上させるための重要な治療法です。

総入れ歯の特徴


総入れ歯は、口腔内において欠損した歯を補うために作製される入れ歯です。主な特徴を以下にご説明いたします。

咬合力の回復と食事の改善

総入れ歯は、欠損した歯を補うことにより、咬合力の回復や食事の改善を図ります。咬合力の低下は、食物の摂取に制限を生じさせ、栄養不足や消化器官の負担を引き起こす可能性があります。総入れ歯によって、咬合力を回復させ、バランスの取れた食事を摂ることができるようになります。

発音の改善

歯の欠損によって発音が不明瞭になることがありますが、総入れ歯は発音の改善にも役立ちます。適切に作製された総入れ歯は、舌や唇の筋肉の協力を得ながら正確な発音をサポートします。

顔の形状の維持

歯が欠損している状態では、顔の形状が変化することがあります。総入れ歯は、歯の補完によって顔の形状を維持することができます。顔のたるみやしわの増加を防ぎ、自然な笑顔を保つことができます。

部分入れ歯

部分入れ歯は、欠損している歯の一部を補うための治療法です。この治療法は、一部の歯が失われている場合において、隣接する歯を支えとして入れ歯を装着することで、機能と美しさを回復させることができます。部分入れ歯は、歯を失ったことによって噛む力や発音能力が低下し、周囲の歯や顎の骨にも影響を及ぼす可能性がある場合に特に重要です。

部分入れ歯の特徴


周囲の歯の削り込みが必要ないことです。他の治療法と比較して、部分入れ歯は削られた歯を最小限に抑えることができます。このため、隣接する健康な歯の組織を守りつつ、欠損した歯を補うことができます。

部分入れ歯は、金属製やプラスチック製など、様々な素材で作られています。金属製の部分入れ歯は一般的に耐久性が高く、咬合力の分散を助けることができます。一方、プラスチック製の部分入れ歯は軽量で取り外しが容易であり、自然な見た目を実現することができます。また、部分入れ歯は周囲の歯に対して適切な圧力を分散するため、歯列の安定性を維持する役割も果たします。

部分入れ歯の適応や治療方法については、患者様ごとに異なる場合があります。歯科医師は、患者の口腔状態を評価し、最適な治療プランを提案する役割を果たします。また、部分入れ歯の装着後は、定期的なメンテナンスと歯科医院での定期検診が重要です。これにより、部分入れ歯のフィット感や機能性を確保し、口腔の健康を維持することができます。

当院で取り扱っている入れ歯


保険適用の入れ歯(部分床義歯・全部床義歯)

保険入れ歯

保険適用の入れ歯は、プラスチック製のアクリルレジンが使用されています。

必要最低限の機能性が備わった入れ歯で、保険適用されることで低価格で作製が可能です。また、作製から完成までの工程が少ないため、いち早く入れ歯を使用していただくことができます。

スマイルデンチャー(鈎無し部分床義歯)

スマイルデンチャーとは、欧米で広まっている薄くて、軽くて、金属のバネを使用していない弾力性に富んだ入れ歯です。

歯茎との色なじみが良いため、大きく笑った際も、入れ歯を入れているということが目立ちにくいことが特徴です。

また、金属アレルギーをお持ちの方でも安心してご利用いただけます。

金属床義歯(部分床義歯・全部床義歯)

金属床義歯とは、歯が失われた部分において、人工の歯を支えるために金属製のベース(床)を使用した入れ歯の一種です。

一般的な入れ歯は、アクリル樹脂などのプラスチック素材を使って作られることが多いですが、金属床義歯は金属のフレームを使用するため、より耐久性が高く、精密な作りが可能です。

入れ歯の土台となる金属フレームの上に人工の歯を取り付けます。この金属フレームは、熱伝導歯に優れており、食事の温度が伝わりやすく、食事を美味しくとっていただくことができます。

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